お役立ちコラム

現役最古参のサラリーマン大家の先輩コラム

「国際的なリスク分散」


2018年05月11日      

以前の健美家さんの新春パーティーでの講演は、赤井さんの「ハワイ不動産経営」がテーマでした。
天方エバンさん、長島さん等も、海外不動産経営を行っておられます。 

よく、「財産3分法」(「現預金」・「株」・「不動産」)、「財産4分法」(「現預金」・「貴金属」・「株」・「不動産」)と言われています。
私も、「現預金」・「貴金属」・「株」・「不動産」と、一通りやっていますが、「不動産」の比重が多いです。
それぞれ一長一短あり、補い合う性格があります。

0511①

一般的に言ってですが、例えば
「流動性」の観点からは、「現預金」・「貴金属」・「株」・「不動産」の順、「安全性(元本保証)」の観点からは、「現預金」・「貴金属」・「不動産」・「株」の順、
「収益性:インカムゲイン」の観点からは、「不動産」・「株」・「現預金」・「貴金属」の順、
「収益性:キャピタルゲイン」の観点からは、「不動産」・「株」・「貴金属」・「現預金」の順、といった感じです。

「デフレーション」の時は、相対的に、「現預金」の価値が上がり、「貴金属」・「株」・「不動産」等の物の価値が下がります。
逆に、「インフレーション」の時は、相対的に、「不動産」・「株」・「貴金属」等の物の価値が上がり、「現預金」の価値が下がります。
政情不安・不景気等で、「株」・「不動産」が下がる時は、「貴金属」が上がります。

0511③

ところで、「現預金」・「貴金属」・「株」・「不動産」というのは、資産運用対象別に見た場合ですが、国別に見る発想も重要ではないでしょうか。

中国バブル崩壊、北朝鮮のミサイル騒動、中東オイルマネー崩壊、ヨーロッパ不景気、アメリカ金利引上げ等、世界恐慌が原因ですが、日本は、相対的に、安全な方だと誤解されているようで、何故か、円高・日本国債上昇(円金利低下・マイナス金利)となっています。

日本も、少子高齢化・人口減・不景気で、負債1,200兆円を抱え、実質破綻しており、理論上は、円も国債も暴落(金利は上昇)してもおかしくはない筈なのですが、それ以上に、海外の方が不調だと誤解されているようです。
或いは、海外ファンド・影の支配者層達が、日本(円・国債)を売り浴びせる前の下準備中なのかも知れません。

0511②

さて、私の場合、資産運用としては、預貯金・外国為替・貴金属・株・不動産とありますが、国際的に通用するものは、外国為替と貴金属くらいのものです。
預貯金・株・不動産は日本のもののみです。

外国為替は、外国に行く際、多めに外貨を購入し、そのまま持ち続けるパターンです。
貴金属は、金・白金・銀で、定額購入・スポット購入・地金・地金型コイン(中国パンダ・オーストラリアナゲット・南アフリカクルーガーランド・カナダメープルリーフ等)・記念コイン等です。
趣味も兼ねています!!

定額購入・スポット購入は預かり資産ですが、地金・地金型コイン・記念コイン等は、現物で、自宅で保管しています。
いざ、国家破綻・ハイパーインフレ、世界恐慌で、取り付け騒ぎ・銀行閉鎖・デノミネーション・新円切り替え・国民資産没収等になったら、手元に、流動性のある実物資産を持っておくしかありません。
あとは、リスク分散という意味で、外貨預金・外国株・外国不動産も、ある程度、持っていた方がいいのかも知れません。

外国不動産については、日本とは違って、人口増・景気上昇からの家賃・資産価値上昇、節税効果大もあって、リスク分散にもなります。
但し、法令・税制・不動産業界・慣習・言語の相違があること、遠方で情報が少ないこと、カントリーリスク・為替リスクがあること、自己資金が多く必要なこと、調達金利が高くキャッシュフローが出ないこと、等の問題点があります。

赤井さんもおっしゃっていましたが、富裕層の趣味も兼ねてレベル・リスク分散であればまだしも、我々貧乏サラリーマンでは、まだまだ、難しそうです。。。。。。

 

【まとめ】
「現預金」・「貴金属」・「株」・「不動産」といった資産運用別リスク分散のみならず、「外貨」・「貴金属」・「外国株」・「外国不動産」等、国際的リスク分散も視野に入れていった方がいいのかも知れません。

 

―――――――――――――――――――
加藤隆氏登壇セミナーを開催致します☆
詳細情報、お申込みはコチラ
―――――――――――――――――――

【参考図書】

「サラリーマンだからこそ「節税大家さん」で儲けなさい!」(㈱東洋経済新報社)

51lvQq0R7WL__SX352_BO1,204,203,200_
 

過去の≪現役最古参のサラリーマン大家の先輩コラム≫はコチラ

コラム自己紹介用 加藤隆   加藤 隆(かとう たかし)
バブル崩壊を生き抜いた現役最古参のサラリーマン大家さん。所有物件100戸、実践的・総合コンサルティング系マルチタイプ投資家。不動産経営を通じ、サラリーマンの経済的・時間的・精神的自立を提唱する。

一覧に戻る