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現役最古参のサラリーマン大家の先輩コラム

「今この時代の資産運用?」


2017年05月24日      

 

今この時代における資産運用について、考えてみたいと思います。

 

まずは、現金・預貯金

これらは、流動性が高く、いざというときの為に多少手元に置いておくとか、他の資産運用の為の種銭を貯める際にはいいでしょうが、それ以上ともなると、昨今のゼロ金利で、しかも、インフレを想定した場合、目減りしていきます。紙幣・国債乱発でハイパーインフレにでもなれば、最悪、紙切れともなりかねません。

 

サラリーマンと現金

 

 

次に、外国為替です。

国際分散という意味ではいいのですが、外国におけるインフレリスクという意味では、同様です。
私の場合には、各国に旅行する際、多少多めに外貨にしておき、残った分は保有しておく等していますが、その程度でもいいのではないでしょうか。

 

 

次に、貴金属(白金・金・銀等)です。

インフレを想定した場合、数に限りのある実物資産という意味で、保険として、一定割合を持っておく分にはいいのではないでしょうか。インフレ想定による貴金属価格上昇、円安・ドル高によるドル建て貴金属価格上昇、消費税率上昇による貴金属価格上昇等、貴金属価格は上昇傾向にあります。但し、一般的に、金利はつきませんし、逆に手数料が発生します。
私の場合には、定額購入(ドルコスト平均法)、スポット購入、そして、趣味も兼ねて、地金型等コイン収集等もしていますが、そういった趣味と実益も兼ねた方法もいいのではないでしょうか。

 

貴金属

 

 

次に、です。

日本の株は、配当はほとんどなく、専ら値上がり益期待ですが、割安な価格で、資産株として、長期保有目的で買う分にはいいのではないでしょうか。
私の場合には、優良な不動産を所有している会社で、1株当たり資産倍率(PBR)が1未満の割安な株、含み益を沢山保有している株等を購入しています。いわば、株を通して、不動産を保有する発想です。

 

 

 

最後に、何といっても不動産です。

街並み

 

例月の家賃という安定収入があります。更に、団体信用生命保険(団信)による生命保険機能、減価償却費・日常家事関連費等による節税機能もあります。この家賃・生命保険機能・節税機能が合わさると、結構、大きいです。
そして、あわよくば、値上がり益です。インフレを想定した場合、借入金を活用し、数に限りのある実物資産である不動産(特に土地)を保有しておけば、メリットは大きいです。インフレを想定した場合、借入の実質負担は減少し、数に限りのある実物資産の価値は相対的に上昇し、ダブルでメリットを享受できるのです。

但し、国債価格下落・インフレの場合、金利は先行して上昇しますので、できるだけ長期・固定金利にしておくか、資金繰りに余裕を持たせておくことです。

 

昨今は、アベノミクス(金融緩和・円安・経済成長等)・東京オリンピックブーム等によるミニミニバブルもあって、円・国債も大量供給され、インフレ傾向に誘導しようとされています。お金は溢れても、不景気で、年寄りは「老後の為?」と金を使いません。
又、企業も設備投資には消極的です。日本銀行(日銀)は、各金融機関宛てには、年利0.1%程度で融資しているようです。

各金融機関は、「真に金が必要な人・企業には貸さず、金が余っていて不要な人・企業に貸したがる。」、「晴れた日に傘を貸したがり、雨の日に傘を取り上げる。」と言われています。かように、真に、資金需要がある人・企業、その時には、貸してくれず、資金需要がない人・企業、その時に、貸してくれたがる節があるものです。

 

 

【まとめ】
インフレというマクロ経済の大きな動きを見越せば、借入金を活用して、数に限りのある実物資産を保有しておくのが有利となるでしょう。但し、目先の金利上昇には注意が必要です。

 

 

 

 

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コラム自己紹介用 加藤隆   加藤 隆(かとう たかし)
バブル崩壊を生き抜いた現役最古参のサラリーマン大家さん。所有物件100戸、実践的・総合コンサルティング系マルチタイプ投資家。不動産経営を通じ、サラリーマンの経済的・時間的・精神的自立を提唱する。

 

 

 

 

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